UQモバイルはau(KDDI)の子会社

UQモバイルは、親会社のKDDIから回線の卸提供を受け、通信サービスを提供するMVNOのブランドです。

UQモバイルのUQコミュニケーションズ株式会社はKDDIのグループ企業であることから、多くのMVNOが用いているNTTドコモの回線ではなく、KDDIの回線のみを使用しているのが最大の特徴となっています。

auのサブブランドとして提供されていることでKDDIの資本をUQモバイルに充てることができるため、他社より圧倒的に速い通信速度を維持しています。

KDDIのグループ企業なので、家電量販店でauと協力し、UQ mobileの販売を強化するなど、KDDIとの一体的な取り組みを進めています。


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UQコミュニケーションズはKDDIのグループ会社で、同社の元社長である田中孝司氏が現在KDDIの社長を務めていたり、auのスマートフォンでWiMAX 2+による通信が利用できるようにしていたりするなど、さまざまな面で協力関係にありauと一体での販売施策を打ち出すなど、auとの関係は密にあります。

UQモバイルはKDDIのサポートがある

UQモバイルの一連の施策にはKDDIのサポートがあります。

2016年6月にUQモバイルとKDDIは家電量販店での販売連携を進めることを明らかにしています。UQコミュニケーションズは、UQ WiMAXで家電量販店での販路開拓を進めてきたが、KDDIのスタッフも協力することで、UQモバイルの販売拡大を進めようとしてきました。

2017年に入ってからは、音声通話を強化するべく、2017年2月には回数無制限で5分間の通話がし放題となる「おしゃべりプラン」を提供開始しました。

KDDIグループの企業が展開しているためか、IP電話などを用いることなく通話定額を実現しました。VoLTEも利用可能で、KDDIユーザー同士であれば高音質で通話し放題になる点も、ほかのMVNOにはないメリットとなります。

なぜKDDIがUQモバイルのテコ入れを積極化しているか?

KDDIが低価格を求めるユーザー向けのサービス展開で、他の大手携帯2社であるドコモやソフトバンクより出遅れていることが影響しています。

ソフトバンクはワイモバイルブランドで、いち早く低価格サービスを提供して好調を維持しています。NTTドコモは多くのMVNOにネットワークを提供しており、2016年にはいくつかのMVNOと、同社のコンテンツサービス「dマーケット」で販売連携を進めるなどして協力関係を築いています。

大手携帯会社があえて低価格サービスに踏み込む理由は、たとえ低価格であっても、自社のネットワークを用いたサービスを利用し続けてもらった方が、何らかの形で収入を得ることができると判断したからです。

それに対して、KDDIは、大手キャリアの3社の中で低価格サービスの提供に最も消極的でした。それにより低価格を求めるユーザーの「受け皿」作りが遅れ、ワイモバイルなどへの顧客流出が起きていました。

そこでKDDIも方針を転換し、UQモバイルを主軸として低価格サービスに本腰を入れるようになりました。今ではauができない低価格サービスをサブブランドであるUQモバイルが担っています。

UQモバイルが躍進を遂げるきっかけになったのは?

UQモバイルが、他のMVNOとは明確に異なる戦略は通話定額プランです。「ぴったりプラン」は、最安で月額1,980円、高速データ通信容量が2年間2GB、2,400円分(最大60分)の無料通話が2年間可能であるなど、音声通話に重点を置いた料金プランであす。

多くのMVNOは音声通話よりデータ通信に主軸を置き、価格を安くしているが、UQ mobileはあえて価格を上げながら、MVNOが苦手とする音声通話に力を入れたプランを提供しています。


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そうした施策が、料金は安くしたいが音声通話も必要としている人達から注目を集める要因となり、従来のMVNOとは異なるユーザーを獲得してUQ mobileの人気を急速に高めています。

2017年2月には回数無制限で5分間の通話がし放題となる「おしゃべりプラン」を提供開始して、音声通話のプランが2通り選べるようになりました。これにより、5分以内の短い通話を何度も使いたい人と、1回の通話は長いけど何回も電話は使わない人のニーズに応えることを実現して躍進を遂げています。

UQ mobileの設立にKDDIの危機感があった

KDDIは元々、現在のようなSIM単体で格安なサービスを提供するMVNOに向けた取り組みには消極的であり、かつてはセコムの「ココセコム」のように、事業者と密に協力し、端末とサービスを一体にした形でのMVNOのみを許可していた。

その理由は、安価なMVNOが台頭することでユーザーがそちらに流れ、キャリアとしての売り上げが低下してしまうからです。

だがNTTドコモがMVNOを積極展開する方向に舵を切ったことで、NTTドコモ系のMVNOにauのユーザーが流出する危惧が高まってきたことから、KDDIもMVNOへの取り組みを積極化し始めたのです。

そこで新たに打ち出したのが、2014年12月にKDDIが子会社「KDDIバリューイネーブラー」を設立し、自らMVNOを展開するという取り組みでありました。

この際、KDDIバリューイネーブラーはUQコミュニケーションズの「UQ」ブランドを借りて「UQ mobile」としてサービスを開始しているが、その時点では特段、両社が協力しての取り組みを進めているわけではありませんでした。

UQ mobileは元々KDDIの子会社が、auのMVNOとなって展開していたサービスであり、当初はブランド以外で、UQコミュニケーションズとの協力は特にしていなかったのです。

ちなみにサービス開始当初のUQ mobileは、高速通信容量が2GBで月額980円の「データ高速プラン」と、通信速度が300kbpsに制限されるが、データ通信が無制限にできる「データ無制限プラン」の2つを提供し、さらにそれぞれに月額700円を追加することで、音声通話ができる「音声通話プラン」を用意するなど、他のMVNOに近い料金体系をとっていました。

それゆえサービス面で目立つ特徴が見られず、多くのSIMフリー端末が利用できないなどauのネットワークに起因するネガティブな要素が目立っていたこともあり、契約数も伸び悩んでおりました。

そこで打ち出されたのが、2015年6月より、同じUQブランドを用いたUQコミュニケーションズと、量販店の店頭で営業協力をするというものです。

WiMAX端末を購入する人などに、UQ mobileを紹介するなどの取り組みを進めたのだが、そこでも大きな成果が得られなかったのです。

その結果、2015年10月に両社が合併し、一体でUQ mobileのビジネスを進めることとなったのです。

こうした経緯から、UQ mobileはKDDIが急拡大するMVNOに対抗し、低価格を求める層を押さえるための受け皿となるべく設立されたものの、苦戦が続いていたことが分かります。

そこでKDDIが積極的に介入し、UQコミュニケーションズとの合併や、ぴったりプラン、おしゃべりプランの提供、そしてauとの販売連携など、大幅なテコ入れを進めてきたのです。

UQモバイルとauとの通信速度の違いは?

UQ mobileは、混雑時の速度も速いと評判なのは、UQモバイルの方針として帯域増強をやっているからです。通信とは(速くて当たり前というもので、これは信念として通信品質の向上に取り組んでいるようです。

本家のau並みに速いと言われるUQモバイルですが、auより速くなることはないと断言していますので、auに近い通信速度を保っていると考えて良いでしょう。

実際、UQモバイルとauの通信速度で体感できる大きな差はありません。料金は倍以上違うものの通信品質は大きく差がないので、UQモバイルの方が断然にお得と言えます。

利用したことのない人は、UQモバイルの料金が極端に安いのだから、通信品質が劣り、混雑時は極端に通信速度の低下があるのではないかとの懸念から契約に踏み切れないようです。

実際に利用してみるとUQモバイルは24時間365日いつでも通信速度は速く安定しております。料金が安いからとの理由で通信品質の手抜きがあるとの見方は大きな間違いなのです。

UQモバイルとauとの電波状況の違いは?

「UQモバイル」は「au」の設備を借りてサービスを提供しています。よって、基本的には繋がるエリアはauと同じになります。

auのエリアは「人口カバー率が99%超」。ほぼ全国の市町村で繋がるとされ、また最近では地下街や地下鉄駅間でも通信が行えるよう整備されているため、「UQモバイル」でも安心して繋がる・使えると言えます。

結論としては、UQモバイルもauも繋がるエリアに差はありません。UQモバイルが繋がらないエリアはauも繋がらないと言って良いでしょう。

いくら格安SIMでUQモバイルが速くキャリア並みと言われても、電波がちょくちょく途切れたり、対応エリア範囲が狭かったりしたら不便で仕方ないので高くてもキャリアを契約した方が良いとなるでしょう。

UQモバイルは、山間部などLTEの電波が届かない場所以外は基本的に電波が入ります。対応エリアは広いし、キャリアとの差もないので全く心配要りません。

料金が安いというだけで、対応エリアが狭いイメージを持たれがちですが、auの品質が継承されていますので、その辺は全く問題ないと言えます。


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